B-2 ユーザー支援システムの開発 B-2ユーザー支援システムの開発 内容・方法・活動 結果 特記事項 ※ 動画が入ります インタビュー記事を見る 内容・方法・活動 結果 特記事項 インタビュー記事を見る 内容・方法・活動 結果 特記事項 内容・方法・活動 水再生の技術タイプ、初期・運転コスト、処理性能(水質、水量)、消費エネルギー、付加価値などをまとめたBookを作成し、本プロジェクトで開発した技術(水素利用水処理や人工湿地)を広く発信して、この技術を導入する新規ユーザーを開拓することを目指す。 結果 水素利用技術および人工湿地(群)の水処理機構、性能、経済性、エネルギー性と付加価値をまとめた「技術Book」を作成した。その技術Bookを奈良市須川町「A.UN.HAUS」(代表者:大久保裕恵)に提示しながら、イベント・宿泊施設の新しい生活排水処理として、図B-8を導入することを決定した。また、水素利用排水処理技術については、山梨県内の民間企業に技術Bookを提示しながら、他地域展開のため協働することを決定した。奈良市須川では、施設所有者と協議を重ね、所有者と伴走しながら人工湿地を「干潟ガーデン」と名付けてデザイン・設計した。その導入にあたり、奈良市企業局給排水課、保健・環境検査課と廃棄物対策課への行政手続き行った。これらのユーザーと伴走したデザイン・設計・施工・管理に関するプロセスと行政手続きに関するプロセスをマニュアル化し、その普及のためのユーザー支援ツールとした。 特記事項 当初計画では、水処理を対象とする人数・数量などを入力すると、水素利用技術と人工湿地の必要面積・コストと処理性能がまとめられた図面がアウトプットされるものを「ユーザー支援システム」だと想定していた。しかし、中項目B-1(3)で記したように、「標準化された技術・製品」では、分散型のくらしに対応した小さな水再生サービスを構築するはできないことに気づいた。また、多地域・多ユーザーを対象とした実証試験をいくつか実施する過程で、ユーザーと協議を重ねること、ユーザーに寄り添うことが重要であることにも気づいた。そこで、水素利用と人工湿地に関する技術の基本事項と可能性を記した技術Bookをつくり、そのBookを基にしてユーザーと伴走しながら装置をデザイン・設計・施工・管理することが真のユーザー支援であるとの結論に至った。また、新しい水再生設備を導入するためには、必要な行政手続きをセットにした支援が重要である。そこで、奈良市須川の干潟ガーデンが出来上がるまでをまとめたマニュアルをユーザー支援ツールとしたことが特筆すべき事項である。