C-2-2 すいどう塾 C-2-2すいどう塾 内容・方法・活動 結果 特記事項 ※ 動画が入ります インタビュー記事を見る 内容・方法・活動 結果 特記事項 インタビュー記事を見る 内容・方法・活動 結果 特記事項 内容・方法・活動 山梨大学、山梨県立大学、甲州市がモデレーター、NPO等がコーディネーターとなり、地域住民および移住者、訪問者とも情報を交換しながら互助ネットワーク「共創の場」を形成する。さらに、小さな水サービスの導入とともに、その水サービスを活かした共体験(地域の親水活動、水源保全活動、花木や作物等の栽培・植栽、環境の理解や教育のためのセミナー)を演出する。その結果、社会的効用がどれだけ創出されたかをヒアリングなどによって明らかにする。社会的効用創出の結果を、共創の場あるいは共体験の方法などにフィードバックさせ、改善を図る。 結果 2023年5月に協働実施者により開かれた市民科学の場である。継続的な勉強会を通して自治体の上下水道運営に対する理解を促し、将来的に住民参加型の意思決定の実現を目指している。同様な趣旨で先進的に取り組んでいる岩手県矢巾町の例を参考とした。初年度は北杜市民を対象とし、登録塾生数は14人、オブザーバーとして小さな水メンバー、大学生、近隣在住者等が参加。全11回、毎月第3土曜日午前の1時間半程度、インフラ、検針、漏水、経営、そして小さな水事業など、給水と排水に関わる幅広い内容を、市民、行政、技術者、研究者ら多様なステークホルダーがともに学ぶ機会が作られた(図C-2-2)。 図C-2-2 2024年のメニュー(上)、「漏水発生!机上訓練」の様子(下) 特記事項 2023年は市街地から離れた北杜市役所支所で開催していたが、参加人数の減少、講義内容とスタイルに課題が見出されたため、2024年は参加者を北杜市以外に広げ、場所を市民ホールに移した。能登とのオンライン接続、机上訓練ゲーム、ウォーキング見学会、フューチャデザインなど、「わかる!楽しい!深い!」をモットーに内容と方法もより双方向的に参加できる工夫を加えた。水道料金の改定は参加者の最大の関心事の一つであるが、公営企業会計の知識が高まるとともに、地方行財政やナショナル・ミニマムといった大きな社会課題にも議論が重なり始めている。すいどう塾を普及させるために、また、大きなと小さな水の共存というテーマを模索し続けるためにも、全国を視野に入れた展開を検討する価値はあると思われる。